『トラブルはチャンス』
『もっとフランクに話したらええねん』
…名⾔が表す⽇本測器

中野健

2020年⼊社 加古川営業所

INTERVIEW

り知れない仕事への熱意

中野健 流
お客様との距離の縮め方

1年⽬の営業研修中、同⾏してくれた上司に「もっとフランクに話したらええねん。」と⾔われたことがあります。その⾔葉の裏には“お客様によって対応を変えろ”というメッセージが隠されていたんですけど当時の僕は「営業やのにちゃんとした敬語じゃなくて良いん???」と意図が分からず…。なかなか堅いスタイルを崩すことができないままお客様とは仕事の関係だけで、それ以上発展することはありませんでした。
よくお会いするお客様から「もっと肩の⼒抜いて来てくれていいよ。今度1回ごはんでも⾏こか!」といっていただく機会があり、そこから徐々にお客様とプライベートでのお付き合いが増えました。そこでようやく「営業中ももっとフランクに話していいんだ」と分かりました。
お客様の業種や⽴場、性格によって⾔葉遣いやスタンスは選ばないといけない。ただ、フランクに話すことで間違いなくお客様との距離は縮まります。そしてプライベートでのお付き合い(ゴルフや⾷事)が増えれば増えるほど、いただける仕事も増えると実感しています。

⽇本測器の社内について

「もっとフランクに話したらええねん」という指導もあったように、社内でもコミュニケーションがかなり活発で、学⽣時代の友⼈と話す中でも⽇本測器は圧倒的にアットホームだと感じます。「この⼈、めっちゃ話しかけてくるやん」と思うこともありますよ(笑)。
僕が就職活動中⼤切にしていた、“社内でのコミュニケーション”や“上の⼈たちの距離感が近いこと”が⼗分すぎるぐらい満たされています。若い⼈がいつでも相談できるような環境を会社全体が意識しているんでしょうね。すごくありがたいです。
学⽣さんにとってはカンニングペーパーになってしまうかもしれないんですけど、「なぜこの業界を⽬指すのですか?」とか「なぜ⽇本測器を選んだのですか?」とかいう質問は、多分うちの⾯接で⼀切聞かれないと思います(笑)。ありのまま臨んでくれて⼤丈夫です。

忘れられない仕事の話

1年⽬の頃、⽇本測器でいわゆる“結果を出している営業マン”たちは⼝をそろえてこう⾔っていました。「ミスやトラブルは逆にチャンス」。この⾔葉を何度聞いてもさっぱり意味が分かりませんでしたが、実際に⾃分がトラブルに対応した後「ほんまにチャンスやった…。」と実感しました。
お客様のところへ無事製品を納品した後、「いざ動かそうとしたら正常に使えない」とクレームの電話が⼊ったことがありました。上司は「絶対に焦るな。まずは誠意を⾒せて謝罪しよう。そして何よりも早く対応しよう。」とアドバイスをくれて、僕はその対応に全⼒で向き合いました。
結果的に無事解決しただけでなく、そのお客様から「対応早くてびっくりしたよ。ありがとう。」と⾔って新しい製品も注⽂していただきました。
『⼤切なのはミスをしないことではなく、その後どう動くか。』今でも⾃分の教訓にしています。